vol.11
「2004仕様デモカーについて」
ようやく関西でも春めいてきて、今シーズンもいよいよ開幕という感じですね。
弊社のデモカーですが、今回GTのタイプ2のKITが完成したこともあり、3台目のデモカーを製作致しました。
今回のテーマはズバリ「カフェレーサー」です。
この言葉の語源はあまり定かではないのですが、車やバイク好きがたむろする喫茶店等で誰のが一番早いか峠で勝負しよう、そういう普段はストリートである程度快適に、でもそこそこ改造している仕様とでも言うのでしょうか?(曖昧ですいません)
ショップのデモカーというとワンオフパーツてんこ盛りの特化された存在みたいなのが多いと思うので、今回は弊社で極く普通に販売しているパーツや他のショップさんのパーツのみを組み込むことでどなたでも製作できる仕様としています。
具体的にはエンジンは2年前ぐらいから開発してきて、ある程度お客さんのも含めて実績が上がってきた700ccのハイカム仕様です。ビートでは初の搭載となります。
まだ完全にアタリがついていないかもしれませんが、先日ダイノジェットのシャシダイで補正無しで60馬力出ていましたので、パワー的にはまずまずだと思います。
ミッションはオリジナルのクロスギヤとクスコのLSD、クラッチは開発中のミッションに優しい強化タイプです。
ボディはカーボン薄肉タイプのGTキットにスタジオリベルタさん特注のリヤ窓無しのドライカーボンハードトップ、もちろんドアもカーボンです。
ボディ補強はスポット増しなどは一切無しで、サイトウロールケージさんのアルミ4点のロールバーにラダーバー仕様で今後サイドバーを追加する予定です。
ストリートでも快適に?使用できるようにエアコン、オーディオは外さず残しています。
サスペンションはスペックRのフロント5キロ、リヤ8キロでリヤのコントロールアームとロアアームのみピロ式に変更する予定です。
このような仕様ですがシェイクダウンの感じとしてはまずまずです。
今年はこのデモカーで全国のいろいろなイベントに参加したいと思っています。
もちろんMTBにも参加させていただく予定ですので、よろしくお願い致します。