vol.09
「DIY&流用パーツ情報」
・強化エンジンマウント(DIY)
ビートやTODAYのエンジンやミッションのマウントは通称すぐりタイプと呼ばれる形状で、中実タイプではなく、ところどころが中空になっているタイプです。
中空部を設けることによって、エンジンやミッションをわざと動くようにして、アイドリング時などの車内への不快な振動の進入を和らげているのです。
しかし、スポーツ走行等ではエンジンやミッションが動くと非常に乗りにくくなってしまいますので、ホームセンター等で売られているシリコンシーラントを各マウントの中空部分に流し込んで固めて、強化マウントに改造して使用すると効果的です。
少々完全硬化までに時間が掛かりますが、費用的にもコーキングガンと合わせまして¥1,000程しかかかりません。
マウントの交換は結構工賃が高いですので、エンジンを降ろす作業をされる際等に一緒にされた方が良いでしょう。
製作や交換が面倒という方はこちらを是非御覧下さい。(エンジントルクダンパーへリンク)
・強化タイミングベルト(流用)
ビートのタイミングベルトが良く切れるのは有名な話です。
社外品の強化タイミングベルトも販売されていますが、価格が結構高いのと実際の寿命がどれくらいなのか(何万kmで概ね切れるのか)という実績がありません。
そこで、確実にビートの純正品より強いのがアクティの4WDに使用されていたベル トです。
品番は06141−P1A−305で、価格もビートの物より¥1,000程度高価です。
ただし、強いとは言え、5万kmを目安に早めに交換した方が良いでしょう。
現在ではビート用のタイミングベルトを発注すると中身はこのアクティ用のベルトに変更されています。
他にもE07Zのターボ用のベルトを流用するというのも有りだと思います。