ノーマルの重量約4.7kg
クロモリ製の平均重量約3.0kg
今回、ラインナップに加える純正改約3.8kg
フライホイールの重量はエンジンフィーリングやクラッチ操作にかなり影響があります。
発進してしまえば、後は高回転しか使用しないサーキット走行や圧縮アップされたチューニングエンジンでは軽い方が良いと思いますが、ノーマルエンジンでストリート使用メインの場合には、ある程度重さがあった方が発進時のクラッチミートが楽です。
かと言って、ノーマルの重量ではシフトアップ・ダウン時のレスポンスの悪さが気になります。
今回新たにパーツラインナップに加えるフライホイールはアクティトラック用純正新品部品を軽量加工して、ストリート使用を重視しております。
いつまで供給があるか分かりませんが、10年くらいは大丈夫ではないかと思っております。
ノーマル形状のエクセディ製のカバーや弊社製の強化クラッチに対応しております。
TODAYの660cc(JW3・JA2・JA4等)にも適合します。(フライホイールの点火時期マークはビート用になっています)
B36-SET ストリート用強化クラッチKIT
ノンアスベストディスク仕様 定価¥79,200(¥72,000+消費税)
ビートのノーマルクラッチはパワー・トルクが他メーカーのターボ車より低いので比較的長持ちする方ですが、クラッチディスクのダンパースプリング周辺にガタが出やすく、最悪の場合折れてしまうケースもあります。
この部分にガタが出ますとアイドリング時や半クラッチ操作時に異音が発生する場合もあります。
またハイグリップタイヤを履き、高回転域を多用するようなドライビングやサーキット走行を繰り返しますとトラクションの良いビートでは早期に「滑り」が生じやすくなります。
ビート用の強化クラッチといえば、20年以上前からO社から販売されていますが、ダイヤフラムを他のターボ車用と共通させています。
圧着力はビート純正の倍以上ですので、クラッチ操作にかなりの踏力が必要であるのとクラッチを切ったときの独特の音がシャリシャリと聞こえる、またディスクがダンパースプリングレスなので、ミッションやデフに相当な負担が掛かるなどのネガティブな部分が多々ありました。
純正比約1.5倍の圧着力アップのカバー(重量約2.5kg)、ストリートスポーツ用としてノンアスベスト耐熱タイプの強化ディスク(重量約650g)と今回のストリート用純正改フライホイールとのセット品を販売致します。
クラッチディスクのダンパースプリングはノーマルとは比較にならない程、太くて強くなっていますしその周辺の鉄板の分厚さ、180mmに直径をアップさせて表面積を増やした結果向上した耐摩耗性も考えると相当な長寿命を実現しています。
ノーマルよりは少々踏力は必要ですが、ストリートでも扱いやすくサーキットでも音を上げない理想的なクラッチKITです。
※補修用として各パーツは単品販売も致しますが、フライホイール以外は各々は単品では純正品等との併用はできません。
軽量フライホイールや強化カバーと強化ディスクはセットでないと使用はできませんので、ご注意下さい。