Diary 2006. 9
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9月29日 (金)  臨時休業のお知らせ・・・

10月1日(日)はセントラルサーキットでトゥデイレースカーのテストに行きますので、
勝手ながら臨時休業とさせていただきます。
最近涼しくなってきたので、ベスト更新できればよいと思っています。目標33秒台!
ビートの製作の方も連休中にはエンジンに火が入る予定です。


9月23日 (土)  エンジンは暫定バージョンに・・・

先月号のKカースペシャル誌にて公開されたニューエンジンですが、少しブロックの加工が予定より
遅れてしまいまして、10月末のレースには到底間に合わない為、とりあえず暫定仕様のエンジンを
載せることになりました。
暫定仕様とはいえ、これまでレースで使用してきた700ccのかなり手を入れたエンジンに、
トゥデイで味を占めた京浜FCR39パイをショートインマニでセット。
A.Cジェネレーターがノーマル位置だとキャブレターと干渉する為、ステーを改造しエアコンコンプレッサーの
位置に下げています。
エキマニはかなり以前に販売していたチタン製の超軽量バージョンで、マフラーもチタンの予定です。

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9月13日 (水)  さらに車らしく・・・

今週は雨が多いので比較的気温は低く、作業が進んできています。
先週末にポリカーボネート製のフロントウィンドウを製作し固定しました。
またDefiメーター用の配線や燃料ポンプの配線やアース線などを引いて、動作確認も済ませました。
結構配線を間引いていたのでちゃんと電気系が機能するか不安でしたがヘッドライト以外はすんなりいきました。
ヘッドライトは今回6灯のケースのみ使用してライト自体はスポコン風味漂うLEDイカリング付きの
汎用フォグランプを軽量化の為に採用しました。
ホンダ車は伝統的にライトはマイナスコントロールですが、それをうっかり忘れていたという初歩的なミスでした。
ケースがプラスチック製だったので、本体にアースは落ちていないと思い込んだのが運の尽きでした。
純正ヘッドライトが約1.2kg強あるのが、スペシャル品は約800gと左右で900g程度の軽量化です。
オーバーハングに付くパーツですので1キロ近く軽くなるのはとても大切なことだと考えています。
1枚目の写真は内装です。
ダッシュボードが完成すれば、メーターやシートを付けてステアリング交換でほぼ終わりです。
2枚目はオイルキャッチタンクと水のエア抜きタンクです。
ノーマルのエア抜きのサブタンクは使用しません。
3枚目は空冷のエンジンオイルクーラーです。
丁度サイドのエアダクトからのフレッシュエアが当たるようにしています。
今回は水冷式・空冷式の二つのオイルクーラーを取り付けます。
エンジンの発生熱量が予測できない為です。

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9月8日 (金)  内装も徐々に・・・

今日の奈良は真夏に戻ったかのような暑い日でした。
製作中のレースカーですが、パーツが届く度に作業が進んでいます。
暗いなかで携帯のカメラで撮影したので、ちょっと見づらいと思いますが、ご容赦下さい。
静岡のコージーライツさんから、2DINオーディオコンソールの特注品が届きました。
何が特注かと言いますと、ステレオが入る穴が開いていないということです。
当然レースカーですからステレオやナビを取り付けるために導入したのではなく、後々メーターやスイッチ類を
取り付けるのに便利であることと、コンソールが少し横に張り出しているので薄いスポンジ等を貼れば
ニーパッドとして役立ってくれるであろうことと、何と言っても綾織りのカーボンがカッコイイ!(笑)
現在製作中のカーボンダッシュボードも綾織りカーボンになる予定ですし、メーターベースも綾織りなので、
シートに座った瞬間にニヤニヤしちゃいそうです。
写真の赤い矢印の先に写っているのはフロントブレーキバランスを調整できるダイアルです。
路面状況やタイヤの温度等でフロントブレーキがロックしやすい場合は減圧して効きを弱めることが可能です。

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9月6日 (水)  JASMA認定車検対応マフラー開発中・・・

ビートのマフラーに関してですが、弊社では様々なユーザーの皆さんの嗜好にできるだけ合うように努力して、
基本形3種類のマフラーをリリースしています。
ただし、単なるドレスアップ志向のモノではなく、基本構造をストレート構造とすることにより、
パワーとトルクの出方や音質に拘ってきました。
ビートのようにMRのNA車のマフラーはどうしても消音しにくいので、多くの車検対応マフラーは隔壁と言って
サイレンサーの中に仕切り板のような物を仕込んで、そこに排気ガスを当てることにより消音しているケースが
ほとんどです。
ビートのように小排気量のエンジンですと、この隔壁が増えると下のトルクは出たとしても、折角の高回転まで
気持ち良く回るエンジン特性がスポイルされてしまうことになります。
ハイカムや圧縮比アップなどのチューニングエンジンでは完全に宝の持ち腐れ的な状況に陥っているケースも
少なくありません。

10年程前の規制緩和により、マフラーに関してもマフラーを純正品以外に交換した場合の車検時に、
面倒な構造変更等の手続きをしなくてもよくなりました。
それまではマフラーを純正品以外に交換する場合は熱害試験や排気ガス試験を受けなければならず、
その試験に必要な費用や時間を考えると個人レベルではほぼ不可能でした。
そこで規制緩和以前は「JASMA」という日本スポーツマフラー協会という業界団体が、一手に
この煩わしい試験を受けてお役所に申請することにより、製品の消音性や安全性を保証して証明書を
発行してそれを車検時に提示することにより、全国どこの車検場でも検査に合格することができたのです。
JASMAでは音量に関しては独自に自主規制値を設けているため、例えばビートの保安基準上限の近接騒音値である103dbよりもかなり低い98dbとなっています。
このような背景からビート用のJASMA認定マフラーは純正マフラーよりも静かなモノが多かったという訳です。(当然性能が向上しているかは疑問ですが・・・)
規制緩和後は所謂自作マフラーでも車検時に諸条件を満たせば前述のような厳しい試験を通さなくても
良くなりましたので、現在様々なマフラーがリリースされているという状況です。
ビートユーザーは年齢的に見てもある程度の社会的地位というか会社の中でも管理職であったり、
あるいは公的な職に従事されている方が多いと思います。
今後はマフラーの音量に関する規制が強化されるという噂もありますし、企業によっては純正オプション品或いは
JASMA認定マフラー以外の装着車の乗り入れ禁止等が多くなってきていると聞きます。
そのようなユーザーさん達の為に、性能を下げないジェントルな音量、音質のマフラーを開発しています。

今回のマフラー製作はS.S.Iさんと共同開発しています。製造を依頼していますのは大阪のJworksさんです。
もちろんストレート構造で純正より軽量になるよう、また当然弊社のリヤスタビも取り付けられるようにしています。
完成した暁にはダイノジェットできちんと計測してデータを公開したいと思います。

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9月5日 (火)  ビート専用メーターベースが完成しました

かねてから製作していたビート用のメーターベースが完成しました。
ビートの純正メーターはご存知のようにハンドルシャフトに固定されていますので、簡単にASSYで
外すことが可能です。
写真のように好きな社外メーター等を埋め込んでボルトオンで交換できる物を製作しました。
純正と同じようにケースの前後が外せるようになっています。
写真の製作例はレース用ですのでスピードメーターや燃料計やチェックランプ等は付いていませんが、
DIYで自分だけのオリジナルメーターを作ることが可能です。
写真の物は今度のレースカーに使用する現物なので、ケースの表面は全て綾織カーボン製ですが、製品版は全てFRP製と後がFRPで前がカーボンというラインナップになると思います。

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9月1日 (金)  臨時休業のお知らせ他・・・

明日2日〜4日までイベント参加の為、臨時休業とさせていただきます。
画像は以前から欲しかったシフトベースのナイロンブッシュです。
SSIさんの社長さんにお忙しい中、無理を言って有りあわせの材料で製作していただきました。
ノーマルは振動逃がしの為、かなり柔らかいゴムで出来ていますので、ローや5速に素早く入れようとすると、
台座が微かに動いてしまい、フィーリングの悪さを醸し出していましたが、これに交換すればかなりソリッドな
感覚になります。
近い将来に販売する予定です。

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