6月27日 (火) 超々ジュラルミンボルト・・・
暇な時間を見つけてコツコツ仕上げたドアヒンジやボンネットステーの軽量化が終了致しました。 全部合わせてやっと1kgの軽量化達成です。 また燃料タンクはATL製の安全タンクを助手席にマウントすることになりましたので、 元々のタンクが鎮座していた場所が空洞になりますので、フレッシュエアーがエンジンルームに 入りやすいように開口部を広げました。 これで約100g軽くなりました。 自分で切ったりはぐったりはこれで限界に近いので、あとは材質変更により軽くしていきます。 今日ご紹介するのは超々ジュラルミンボルトです。 ご近所の奈良市でオートバイ用のスペシャルパーツを製作しておられる「isa」さんが拘りぬいて 製作・販売されているボルトです。
http://isa-sprocket.com/bolzen/
材質は言わずと知れた7075でさらにT6511という熱処理を加えることによって硬さと粘りを 併せ持つボルトに仕上がっています。 また通常6mmのボルトですとレンチは10番を使用しますが、このボルトは軽量化の為に8番を 使用するようになっています。 写真の長さ25mmの純正ボルトと比較しますとその違いがよく分かると思います。 大体純正1本とこのボルト3本が同じ重さです。 現在ラインナップに無いサイズのボルトが完成次第、ビート用のエンジン周りの6mm&8mmの ボルトセットとして販売していく予定です。
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6月23日 (金) ただ今開発中・・・
ビート専科3には間に合いませんでしたが、ただ今ビート用パーツ鋭意開発製作中です。
@フロント調整式スタビライザー 予価\35,000前後 リヤ用同様片側3箇所ずつの調整用の穴を設けて作用点からの長さを変更して効きを調整可能にします。 お盆までには販売したいです。
Aレース用カーボンメーターBOX 価格未定 ノーマルのメーターユニットを取り外して、ポン付けで取り付け可能な社外メーター用のBOXです。 基本的にメーター取り付け用の穴は開いていませんが、80パイ、60パイ、52パイの穴開けを オプションにて設定する予定です。
Bカーボン軽量ダッシュボード 価格未定 ほぼノーマル形状ですが、エアの吹き出し口はデフロスター以外は無しとなります。 センターの吹き出し口の部分はフラットにするので、メーター等を付けられるようになります。 ロアカバーやグローブボックスは取り付け不可ですので、レース用のパーツとなります。
またナローボディ用のリヤバンパーは来週には発売開始になると思います。 サイドステップは少し遅れています。
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6月20日 (火) ビート専科3の取材・・・
今日は朝早くから三重県のモーターランド鈴鹿に於いてKカースペシャル誌のムック本の 「ビート専科3」の取材がありました。 モータージャーナリストのM氏から試乗後とても良い評価をいただきました。 一応デモカー(パーツ開発車輌)ですが、所謂ワンオフパーツなどはほとんど使用せずに、 カスタマーパーツ(市販パーツ)のみで組み上げていますので、お客さんのビートにフィードバックが しやすいのが良いところだと思っています。
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6月17日 (土) 腰痛の源・・・
ボンネットステーの次にドアヒンジの軽量化に着手しました。 今まであまり観察しなかったパーツですが、アッパー側とロア側で厚みが異なりました。 アッパーは部品番号からして他車の流用品みたいでかなり分厚いです。 重さも約520gあります。 ロア側はビート専用品みたいで約430gぐらいです。 今度使用する予定のカーボンドアは特注超軽量タイプで窓もパワーレスのアクリルの予定ですので、 とにかく削れるところはガンガン削ります。 悪い姿勢で熱中して作業したせいか、腰痛になってしまい、寝返りできない身体になってしまいました。 ペースが落ちますが本日何とかアッパー側を約320gまで落としました。
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6月13日 (火) ボンネットステー完成・・・
先日からコツコツ軽量化していたボンネットステーが完成しました。 今度のレースカーにもワイドボディー用のカーボン製のボンネットを装着するのですが、当然ノーマルの 半分以下の重量になるので、ステーも軽くしようってことに・・・。 穴を開けたり余分な部分を削ったりしましたが、思いの外軽くなりません。 結局あまりぺらぺらにして役立たずになっても困るので、今回は1本マイナス100g程度の軽量化となりました。 2本で200g・・・。 作業時間の割には合わない数字です。普通に考えれば・・・。 でも冷静に考えると電話帳を思い浮かべれば納得できますよね? ぺらぺらの紙だけでできている電話帳もばらせば軽い軽い1枚の紙なのですから・・・。 次はドアヒンジに着手します。 かなり分厚いので手ごわそうです。
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6月12日 (月) ビート専科3が出ます・・・
予定では7月3日にKカースペシャルの別冊ムック本としてビート専科3が発売されるそうです。 来週に取材があるのですが、そんなにぎりぎりで良いの?って感じです。 最近は編集もデジタル化で早いのかもしれませんね。 専科2でも広告を掲載させてもらいましたが、今回もデモカーの撮影ロケをして、プロの方に バッチリデザインしていただきました。 是非発売されましたら手にして見ていただけたらと思います。
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6月10日 (土) ボルト類の軽量化等・・・
仕事の合間にこつこつ組み出したNewレースカーですが、軽量ボルト類が到着したのでご紹介を。 今回はまず室内やエンジンルームで良く使われているボルトのサイズのM6×15とM8×20の 2種類のサイズを取り寄せました。 M8はそこそこ強度の必要な場所に使用されているので、チタン製のみです。 M6はさほど強度を必要としない場所にも使用されているので、そのような場所用にはアルミ製、 強度が必要な場所にはチタン製を使用します。 単純に比重で比較しますと鉄・チタン・アルミは1:0.6:0.3ぐらいになります。 M6やM8のボルト類の純正鉄ボルトが仮に約1kg使用されているとすると500gは軽くなるという計算です。 ハーネスの軽量化もほぼ終了し、キャブレター仕様のため、インジェクション関係の部分もほぼ 全撤去でしたので、全体で約3kgの軽量化となりました。 次に着手したいのはドアヒンジです。ノーマルのドアがかなり重いので、ヒンジもかなり分厚く、 1個が500gぐらいあります。 予定ではパワーウィンドウレスのアクリル窓になり、さらにほぼカーボンで特注するので、市販の カーボンドアより1枚1kgは軽くなると思います。
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6月4日 (日) 軽量化その後・・・
現在製作中のビートレーシングですが、ハーネスの軽量化を終えて、更に軽く出来るところを探しています。 既に軽量ダッシュボードは製作にかかりましたし、ドアガラスもアクリルで型をおこしています。 あくまでもパッと見はノーマルっぽくしたいので、外に見える部分はできるだけ形状は変えない予定です。 軽量化は本当に細かいグラム単位の削りの積み重ねですので、ボルト類を変更して行きます。 ボルトやナット等は当然ノーマルの場合は強度やコストを考えてほとんど鉄製です。 サスペンション等の強度が必要な箇所は鉄製でも普通の鉄よりも強い鋼材が使用されています。 さすがにこのような箇所のボルトやナットはそのままです。 変更を予定しているのは主に内装に使用されているボルト類です。 ビートの内装関係でよく使用されているボルトは6mmと8mmのボルトです。 このボルト類を材質の異なる物に変更します。 6mmのボルトで最も多い長さは約15、6mmです。8mmは20mmぐらいが多いです。 基本的に内装の6mmのボルトにはさほど強度は求められていないので、その辺りを考慮して、 ポリカーボネート製、アルミ製、チタン製を使い分けます。 8mmはそこそこ強度が必要な箇所が多いので、チタン製への交換にとどめます。 チタンは鉄の約60%の比重ですので、鉄で1kgだとチタンは約600gということになります。 アルミは鉄の約1/3の重量ですから、鉄1kgだとアルミでは約300g強ということになります。 ポリカーボネートのボルトはほとんど重さを感じないぐらいですので、使えば使うほど軽量化になります。 内装や外装の様々なボルトを交換すれば、使用せずに外した物と併せて1kgは軽く出来ると思っています。 自分の体重を減らせばお金がかからないんですけどねぇ。
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